百人一首への道

百人一首は、わが国の伝統あるあそびの一つです。

優雅で品格のあるあそびとして多くの人々に親しまれてきました。

そしてその札もさまざまな意匠がこらされ、華麗に、豪華に彩られたものがのこっています。

中でも美術工芸の偉大な巨匠「尾形光琳」の手になる札が近年になって発見され、多くの愛好家の目を輝かせました。

ご存知のように、小倉百人一首は藤原定家（一一六二〜一二四一）が小倉山荘にこもった時に勅撰集の中から選び色紙にしたところからきています。

その撰歌は天智天皇から藤原家隆・雅経の時代にわたっており、春夏秋冬の歌三二首、恋歌四三首、その他、旅など二五首で構成されております。

そこにはその時代の息吹きが聞こえ、ロマンとリアリズムが脈々と流れています。

弊社謹製の百人一首は現代的フィーリングを加え、新しい華さを表現し、あくまで光琳画風を継承し、他社製品をはるかにしのぐ格調と重厚味を加味しております。

さらに、五七五七七の韻律を明快にするため、文字の配列を韻律に合わせ、小さなお子様方にも容易に馴染めるようデザインされています。

歌の現代語訳や作家のプロフィールが記載された栞も付いております。

朗詠CDにつきましても、詠み人の心情を想い、明快な韻律で詠み上げたものを収録し作成いたしました。

このため、教材用から本格的なかるた会用まで、きわめて重宝にお使いいただけると確信いたします。

【商品内容】 読み札　　　　　100枚 取り札　　　　　100枚 朗詠CD　　　 　 1枚 小倉百人一首栞　1冊（34ページ） 【パッケージサイズ】 H165mm×W115mm×D53mm