古代米は日本人を救う—“バケツ田んぼ”で自家栽培もOK、生命力抜群の米「古代米」が見直されてきている:健康食品の効果を解説した書籍

古代米は日本人を救う—“バケツ田んぼ”で自家栽培もOK、生命力抜群の米「古代米」が見直されてきている:健康食品の効果を解説した書籍 古代米は日本人を救う—“バケツ田んぼ”で自家栽培もOK、生命力抜群の米「古代米」が見直されてきている:健康食品の効果を解説した書籍 古代米は日本人を救う—“バケツ田んぼ”で自家栽培もOK、生命力抜群の米「古代米」が見直されてきている:健康食品の効果を解説した書籍

生命力抜群の米「古代米」が見直されてきている 安本義正 著 文庫サイズ・48頁 まえがき —— “バケツ田んぼ”で自家栽培もOK 現在、私たちは毎日、美味しい米のご飯を食べています。

日本人の食生活にとっては、米は欠かすことの出来ないものです。

美味しいご飯を食べたいという、消費者のニーズに応えるように、これまで、長い間「粘りのある食味のよい」米が開発されてきました。

ところが、最近では、その米に大きな変化が生じているようです。

日本人の生活スタイルの多様化に伴って、食生活も多様化してきましたが、そのような状況の中で、新しい形質を持った、いろいろな米が求められるようになりました。

いろいろな調理法に適した米や、そのほか、健康面からも、腎臓病患者のための米であるとか、動脈硬化に効く米とか、アレルギーの人によい米などといった、様々な機能を持った米が求められています。

農林水産省も「スーパーライス計画」の中で、米の可能性を追求し、新しい利用法の開発を目指しており、その成果が期待されています。

そのような動きの中で、最近注目されているのが古代米です。

これまで、食味のよい現在の白米の影に隠れて、姿を消していた古代米ですが、今日の米ニーズの変化によって、再び脚光を浴びるようになりました。

古代米は、それまでの「栽培しやすい」「収穫量が多い」「粘りがあって食味もよい」といった白米とは異なりますが、とにかく抜群の「生命力」を持っています。

昨年(平成5年)のような冷害による大凶作の時でも、古代米だけは殆ど被害を受けず収穫されました。

今後、この生命力抜群の古代米が、私たちの多様化した食生活に重要な役割を果たし、新しい食文化の創造に貢献してくれることを期待しています。

そして忙しく働く私たちの健康管理に役立つことを願っています。

最後に、本文中に使用した写真(カラーでお見せできないのが残念!)を提供していただいた方々にお礼申しあげます。

目 次 ——    〈コラム〉古代米の定義 第1章 古代米ってどんなコメ    ・稲の栽培はいつどこで始まったか    ・わが国の稲の栽培起源は    ・古代米「赤米・黒米」のこと    ・神饌米として受け継がれてきた古代米    ・寒さやひでりに強く農薬もいらない    ・有効成分が豊富に含まれている    ・古代米は薬にも滋養食にもなる    〈コラム〉赤米木簡 第2章 ベランダで楽しむ古代米栽培    ・栽培品種と種籾入手方法    ・赤米の苗を育てる    ・赤米の田植えと管理    ・赤米の出穂から収穫を楽しむ 第3章 古代米のおいしい食べ方    ・赤米のご飯は赤飯になる    ・こんな美味しい食べ方がある    〈コラム〉古代米を使った染色    ・加工食品もたくさん開発されている    ・簡単につくれる赤米ケーキ 【ハート出版ふるさと文庫】古代米は日本人を救う

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