改憲問題 (ちくま新書) [ 愛敬浩二 ]

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ちくま新書 愛敬浩二 筑摩書房カイケン モンダイ アイキョウ,コウジ 発行年月:2006年04月10日 予約締切日:2006年04月03日 ページ数:254p サイズ:新書 ISBN:9784480062994 愛敬浩二(アイキョウコウジ) 1966年東京都生まれ。

早稲田大学法学部卒業。

早稲田大学大学院法学研究科博士課程修了。

名古屋大学大学院法学研究科教授。

専門は憲法学・憲法思想史。

英米の政治哲学に学びながら、「新しい護憲」の語り口を模索している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) ある日の狩田ゼミの風景ー序に代えて/第1章 自由への長く曲がりくねった道ー「押しつけ憲法論」を超えて/第2章 改憲論議はタブーだったのかー戦後改憲論の系譜/第3章 現代の改憲動向を読むーなぜ明文改憲なのか/第4章 世代ごとの憲法?ー憲法とプリコミットメント/第5章 神学論争を超えて?ー改憲必要論のトレンドを読む/第6章 九条論の構造転換?ー最近の九条論を読む/第7章 自民党の「新憲法草案」ーどこが問題か、なぜ問題か/第8章 憲法九条の「効用」ーあるいは「護憲」のリアリズム/第9章 国を愛すること、憲法を愛することー「愛国心」を考える/別の日の狩田ゼミの風景ー結びに代えて 日本国憲法は「占領軍に押しつけられたものだ」「もはや古くなった」「自衛隊すら認めないなんて非現実的だ」…。

こんな改憲必要論が巷に溢れている。

しかし、戦後憲法は現実にどう機能してきたのか、また、そのどこに問題があり、どう改正すると、どんな効果が期待できるのか。

現在の改憲論議に欠けているのは、こうした改憲の「実質」を問う視座である。

本書は、現代改憲の思惑と帰結をクールに診断し、いま「護憲」であることの意味を、徹頭徹尾「リアル」な語り口で問いなおす試みである。

改憲に賛成の人も反対の人も必読の一書。

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  • 商品価格:799円
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